無愧とは? わかりやすく解説

む‐ぎ【無×愧】

読み方:むぎ

[名・形動仏教では「むき」とも》悪事働いて恥じないこと。また、その人や、そのさま。

「—な卑屈な侮らるべき下劣な情念を」〈嘉崖の下


無愧

読み方:ムギmugi

他人に対して恥じぬこと。


無愧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 07:01 UTC 版)

無愧(むぎ)(: anapatrāpyaアナパトラーピヤ)は仏教が教える煩悩のひとつ。

破廉恥なこと[1]。悪事を起しても、全く恥じないこと。 客観的に反省する心がなく、世間体も人の思惑も気にしなくなる状態をさす。

説一切有部五位七十五法のうち、大不善地法の一つ[1]。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち中随煩悩である。

五位七十五法の大善地法「愧」の逆の心作用[2]

脚注

出典

  1. ^ a b 中村 2002, p. 96.
  2. ^ 櫻部・上山 2006, p. 114.

参考文献



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