邸宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 09:09 UTC 版)
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邸宅(ていたく、英:mansion)は、大きな住居・住宅の意。
語源
単語自体は、古フランス語からラテン語のmansio "dwelling"に由来している。これは動詞manere "todwell"から派生した抽象名詞で、英語の単語manse(牧師館)、ローマや中世のヴィラとの比較ではない、マナー・ハウスは同じルーツから来ている(そこに「残る」領主に与えられた領土の所有物の意味)。
イギリス英語では、マンションブロック(mansion block)は壮大な外観をもって設計されたアパートまたはマンションハウスを指しており [1] [2]、香港や日本を含むアジアの多くの地域では、マンションという言葉はこうしたマンションハウスのことも示している。
現代の日本では、英語mansion由来の「マンション」(manshon)は、集合住宅やマンションを指す語として使用されている。また「邸宅」は、豪邸や屋敷、館とほぼ同義に扱われている。なお日本の刑法で「邸宅」は、別の意味を指すことが知られる[3]。
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イギリスのハーラクストンマナーは、19世紀のルネッサンス、チューダー、ゴシック建築の邸で、歴史主義の邸宅建築の人気のある形式であるヤコベサンを生み出した。
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ルネッサンスリバイバルスタイルで建てられたロードアイランド州ニューポートのブレーカーズは、米国で最も有名な19世紀の邸宅の1つ。
関連項目
出典
- ^ “What is a mansion block”. OurProperty. 2020年9月23日閲覧。
- ^ “Mansion blocks are real British antiques ...”. City AM. 2020年9月23日閲覧。
- ^ 齊藤彰子「刑法130条の行為客体(「住居」、「邸宅」、「建造物」)に関する特殊問題 : 居住用建物の付属施設および「囲繞地」、「建造物」の「囲繞地」、屋根の上の空間、「囲繞地」の周囲の囲障設備」『名古屋大学法政論集』第252号、名古屋大学大学院法学研究科、2013年12月、 472-418頁、 doi:10.18999/nujlp.252.6、 ISSN 0439-5905、 NAID 120005367391。
- ^ Irma Lounatvuori and Marja Terttu Knapas, Louhisaaren kartano: suku ja rälssi – säteri ja kirkko, Museovirasto, Helsinki, 2005.
外部リンク
- ラテンアメリカの歴史的な邸宅と不動産
- エストニアのマナーポータル英語版では、エストニアに保存されている438の歴史的なマナー(邸宅、邸宅)が紹介されています
- 『邸宅』 - コトバンク
「邸宅」の例文・使い方・用例・文例
- その邸宅は全焼した
- その大邸宅は彼が家の理想とするものだ
- 大邸宅に住む
- 彼らの新しい邸宅は町で話題になっている
- ホテルは元はインドの大王の邸宅だった。
- 彼女はちょっとした邸宅に住んでいる。
- 彼らは大邸宅に住んでいる。
- 彼は金持ちだった、だから大邸宅が買えた。
- 彼はあの堂々たる大邸宅に住んでいる。
- 強盗は屋根からあの邸宅に入ったに違いない。
- もし私の家が大邸宅だったら私の誕生日のパーティーには知人をみんな招待するのだが。
- その通りに沿って大邸宅が並んでいる。
- (大邸宅などの)正面大玄関[大階段].
- その家族の邸宅はデボン州にある.
- 彼女はぐるりに高い塀をめぐらした大邸宅に住んでいた.
- あなたの邸宅と僕の家では月とすっぽんほど違う.
- 歩を移して彼の邸宅に赴いた
- 堂々たる邸宅をかまえている
- 邸宅を構える
邸宅と同じ種類の言葉
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